こんにちは、インシトゥ商品企画担当の阿部です。
ブランド待望のファーストアイテム「レチノソームショット2.0(レチノール美容液)」が、2025年2月10日より発売となりました。
公式ECサイトでの販売では、すでに多くのご注文をいただいており、開発チーム渾身の美容液だったこともあり、ほっと胸を撫で下ろしております。
使用されたお客様からは
「敏感肌でも使えたし、毎日鏡を見るのが楽しみになった」
「A反応がなく、朝も夜も使えるのは画期的!」
など多くの反響のお声をいただいており、一つひとつ嬉しく拝読しております。
そこで、製品に込めた想いやこだわり、開発までの流れなど、リアルな裏側を皆様へお伝えする場がつくれたらと思い、記事を書かせていただきました。
最後までお読みいただけましたら幸いです。
「レチノソームショット2.0」開発のきっかけ
ブランド立ち上げにあたり、
「誰もが効果に納得できる美容液」
「美容医療に負けないほどの効果性」
そんな理想の商品を開発するため、
今注目されている美肌成分を隅から隅まで研究し、メイン成分として選んだのが「レチノール」です。
皆様もご存知のとおり、レチノールには
− コラーゲン生成を促し、シワを改善する
− 肌にハリ・弾力を生み、たるみ毛穴を解消
− ターンオーバーを促進し、なめらかな美肌へ再生
など、優れた美肌効果が実証されています。
ところが、人によっては皮むけや赤みといった「A反応(レチノール反応)」が生じてしまうことがあり、
20〜40代女性(637名様)へのアンケート調査でも、約37%の方がA反応を感じ、14%の方が続けられずにやめてしまったという結果がわかりました。
私自身、30代後半となり肌のゆらぎを感じていたため「レチノールがいいのはわかっているけど、使うのはハードルが高い」と考えていました。
そんな話を、化粧品開発研究の分野で活躍されている方に相談したところ、ご紹介してくださったのが米国の「Grant Industries」社でした。
「Grant Industries」社では、低刺激かつ効果性を追求したレチノール誘導体「グラナクティブレチノイド」を開発しています。
「グラナクティブレチノイド」は、低刺激でA反応が出づらく、さらに2週間での肌変化の臨床試験データが実証されており、全世界に広がりつつある次世代レチノールです。
米国に住む開発責任者のJohn Gormley(ジョン・ゴームリー)氏とオンラインでミーティングをし、グラナクティブレチノイドにかける想いやその優れた効能に感銘を受け
「このレチノールなら、どんな肌質の方にも納得していただける」と確信し、グラナクティブレチノイドを中心とした美容液の開発がスタートしました。
▽John Gormley氏インタビューはこちらのページで紹介しております。
https://insitu-labo.com/researchers/john-gormley/
発売前までに1,400名以上のモニターのお声をヒアリング
グラナクティブレチノイドを中心とした美容液の処方を決定する上で、
■グラナクティブレチノイドの配合量
■サポート成分
■テクスチャ
■コストパフォーマンス
を重視して、開発を進めてまいりました。
そのため、ターゲットユーザーの方々へのアンケート調査や、使用感モニターテストを重ね、
◎敏感肌でも使える低刺激が望ましい。
◎だけど、効果性も追求したい。(メーカー推奨量を必須で配合)
◎価格帯は、3,000円台が理想的。
◎毛穴の悩みや、ハリ弾力をサポートする成分が望ましい。
◎鎮静作用も重視したい。
という結論が導き出され、現在の処方が決定いたしました。
最終試作品では、使っていただいたモニターの方々から
「とても良かった!なくなると困るので早く製品化してほしい」
「じつは、結婚式前の花嫁美容として使わせていただきました」
といった想像を超えるお声をいただき、感激したことが記憶に新しいです。
最後に、原価と販売価格のバランス調整が課題でしたが、自分自身が納得がいく製品をつくりたいという想いと、本当に良い製品であれば大幅な広告予算を使わずとも、
口コミでの認知や固定のファンの方が支持してくださると考え、最終的に当初のシミュレーション原価を上回る処方パターンにて、開発チームで合意。
ついに完成したのが「レチノソームショット2.0」です。
メインの次世代レチノール「グラナクティブレチノイド*¹」を中心に、5種のレチノールが<毛穴*⁵・キメ・透明感*⁶・弾力・肌鎮静>で隙のない肌質管理を実現。
低刺激のレチノールを、さらにナノ多層カプセル化しているため、朝も夜も毎日お使いいただけます。
浸透力が高くベタつかないので、メイク前のスキンケアにも使えるのが、個人的に気に入っているポイントです。
強力なサポート成分として、CICAからエクソソームを抽出した「エクソソームCICA」を配合しました。
じつは、1本あたり約50億個のエクソソームを含有しており、幹細胞の力で荒れやすい敏感な肌を整えてくれます。
その他にも、グルタチオン、ペプチド、ナイアシンアミドなど、レチノールと相性が良い成分を選定。相乗効果で、ハリ弾力や透明感*を底上げします。
全ての肌質の方へ、自信を持ってお届けする懇親のレチノール美容液です。
パッケージデザインにもこだわりを
じつは、パッケージデザイン決定にも、多くの方々のご意見を参考にさせていただきました。
支持率が高かった「シンプルで清潔感・信頼性の高いデザイン」というベースを大事にしつつも、
ブランドコンセプトである「NO DRAMA(ドラマのない人生はつまらない)」をイメージさせるキービジュアルを、箱パッケージの中心に掲載。
一度見ると印象に残るような、心に響く躍動感も大切にしています。
キーカラーは「ドラマのはじまり」を予感させる鮮やかなパープルに決定。
商業デザイナー兼、抽象画アーティストとして活動しているクスダナオによる、カラー・デザイン設定です。
印刷立ち会いで、理想のカラーが出てきたときは、チームみんなで手を合わせて喜びました。
キーカラーおよびキービジュアルは、今後の新製品でも毎回設定していく大事な要素です。
(現在、水面下で新製品準備も進行中です…!)
ぜひ、これからのインシトゥブランドの展開も楽しみにお待ちください。
長くなりましたが、一人でも多くの方に「出会えて良かった」と愛用していただける製品およびブランドになれるように、
今後も開発チーム一同、妥協のない開発を進めてまいります。
今後とも、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。